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【歯列矯正とは】種類やメリットを徹底解説!初めての方必見

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歯列矯正は、歯並びを整えて見た目を良くするだけの治療ではありません。
噛み合わせを整えることで食事がしやすくなり、歯磨きもしやすくなるため、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

一方で、装置の目立ちや痛み、費用などの注意点もあります。

本記事では、矯正方法の特徴から選び方まで、初めてで不安な方でも判断できるよう、確認すべきポイントも丁寧に紹介します。

歯列矯正の基本とは?その目的と効果

歯列矯正は、単に歯をきれいに並べるだけでなく、口腔内全体の機能を向上させることを目的とした医学的な治療です。

まずは、なぜ矯正が必要とされるのか、治療によってどのような効果が期待できるのかといった基本的な知識から整理していきましょう。

歯列矯正の目的と必要性

歯列矯正の目的は、歯並びを整えて見た目を良くすることだけではありません。
噛み合わせを正しく整えることで、食事の際に歯へかかる力の偏りを減らし、顎や歯への負担を抑える役割もあります。

また、歯が重なっている部分は汚れが残りやすく、虫歯や歯周病の原因になりがちです。
矯正によって歯磨きがしやすくなれば、こうしたトラブルの予防にもつながります。
見た目への自信と将来の口腔トラブル回避の両方を考えると、歯列矯正には十分な必要性があるといえます。

歯並びを整えることで得られる効果

歯並びが整うことで得られる恩恵は多岐にわたります。
第一に、コンプレックスが解消され、人前で自然に笑えるようになる精神的なプラス効果が挙げられます。
機能面では、歯磨きがしやすくなることで口内環境が劇的に改善され、口臭や歯周病のリスクが低下します。

また、食べ物を細かく噛み砕く効率が上がるため、胃腸への負担軽減も期待できるでしょう。
さらに、噛み合わせが安定することで顎のバランスが整い、肩こりや頭痛といった不定愁訴が緩和されるケースもあります。

歯列矯正の種類とそれぞれの特徴

矯正治療にはいくつかの手法があり、それぞれ「目立ちにくさ」「対応できる症例」「費用」などが異なります。
ライフスタイルや歯並びの状態に合わせて最適な方法を選ぶために、代表的な「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」の特徴を比較してみましょう。

ワイヤー矯正の種類と特徴

ワイヤー矯正は、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる器具を装着し、そこに通したワイヤーの弾力を利用して歯を動かす方法です。

金属製の装置が一般的ですが、最近では白や透明のセラミック製ブラケットを使用し、目立ちにくくしたタイプも普及しています。

最大の強みは、歯を動かす力が強く、微調整が利きやすいため、重度のデコボコや抜歯が必要な複雑な症例にも対応できる点です。
装着直後は違和感や痛みが出やすいものの、確実な治療効果が期待できます。

マウスピース矯正の利点

マウスピース矯正は、透明で薄い樹脂製のマウスピースを段階的に交換しながら、少しずつ歯を動かしていく新しい治療法です。
装着していてもほとんど気づかれないため、接客業の方や見た目を気にする方に支持されています。

また、食事や歯磨きの際には自分で取り外せるため、普段通りに口腔ケアができ、衛生的である点も大きなメリットです。

ただし、1日20時間以上といった装着時間を自己管理する必要があり、患者様の協力度が治療結果に直結する方法でもあります。

歯列矯正のメリットとは?

矯正治療を受けることで得られるメリットは、見た目の美しさだけにとどまりません。
清掃性の向上や咀嚼機能の改善など、日常生活の質(QOL)を底上げする健康面での利点について、具体的に解説します。

虫歯予防効果

歯並びが整うことによる健康のメリットは、虫歯や歯周病の予防効果が高まる点です。
歯が複雑に重なり合った叢生(そうせい)の状態では、どうしても歯ブラシの毛先が届かない死角ができ、汚れが溜まり続けてしまいます。

矯正によって歯が一列にきれいに並ぶと、歯ブラシやフロスがスムーズに通るようになり、毎日のケアで汚れを落とし切れるようになります。
結果として、年齢を重ねても健康な歯と歯茎を維持しやすくなるでしょう。

食事の咀嚼力向上

上下の歯が正しい位置で噛み合うようになると、前歯で食べ物を噛み切り、奥歯ですり潰すという一連の動作がスムーズに行えるようになります。

噛み合わせが悪い状態では、無意識のうちに噛みやすい側だけで食べてしまいがちですが、矯正後は左右のバランス良く噛めるようになり、顎や歯への負担が分散されます。

しっかりと咀嚼できるようになることは、消化吸収を助けるだけでなく、食事そのものをより美味しく楽しむことにもつながります。

発音の明瞭化

歯並びは、舌の動きや息の通り道にも影響するため、矯正によって発音が聞き取りやすくなる場合があります。
歯の位置がずれていると、舌先が当たる場所が定まりにくく、音がぼやけて聞こえることがあります。

特にサ行やタ行などは、舌と歯の位置関係が関わりやすいため、違和感を覚える人もいます。
歯列矯正で歯の並びが整うと、舌が自然な位置に置きやすくなり、発音が安定しやすくなる傾向があります。
話す機会が多い方にとっては、見た目とは別の価値を感じやすいポイントです。

歯列矯正のデメリットとリスク

多くのメリットがある一方で、歯列矯正には費用や期間、痛みといったハードルも存在します。
治療を始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、事前に知っておくべきデメリットやリスクについて確認しておきましょう。

矯正装置の目立ちやすさ

治療を躊躇する理由として多いのが、装置の見た目です。
特に従来の金属製ワイヤー矯正は、笑った時にギラギラと目立ってしまうことが避けられません。

しかし近年では、歯の裏側に装置をつける裏側矯正(リンガル矯正)や、透明なマウスピース矯正など、周囲に気づかれにくい選択肢が増えています。

ただし、目立たない装置は費用が割高になったり、適応症例が限られたりすることもあるため、見た目と条件のバランスを考慮する必要があります。

痛みや不快感について

「歯を骨の中で動かす」という治療の性質上、ある程度の痛みは避けられません。
特にワイヤーを調整した直後や新しいマウスピースに交換した数日間は、浮くような痛みや、物を噛んだ時の痛みを感じやすくなります。

また、装置が頬の粘膜や舌に当たって口内炎ができることもあります。
これらは治療が進むにつれて慣れていくことがほとんどですが、痛みに弱い方は鎮痛剤を処方してもらうなど、歯科医と相談しながら対処していくことが大切です。

費用の高さとその内訳

歯列矯正は、一部の先天性疾患などを除き、原則として健康保険が適用されない「自由診療」です。
そのため、全額自己負担となり費用は高額になります。

金額の内訳には、初診相談料、検査診断料、装置代、毎月の調整料(処置料)、治療後の保定装置代などが含まれます。
トータルでいくらかかるのか(トータルフィー制度かどうか)を事前に確認し、納得した上で契約することがトラブルを防ぐ鍵となります。

期待通りの結果が得られない場合

矯正治療は計画に基づいて進められますが、すべてのケースで理想通りの仕上がりになるとは限りません。
歯の動き方には個人差があり、治療期間が延びたり、仕上がりに調整が必要になったりすることもあります。

また、装置の使用時間を守らないなど、日常の取り組みが結果に影響する場合もあります。
こうしたリスクを減らすためには、治療前に目標や限界について十分な説明を受け、治療中も指示に沿ったケアを続ける姿勢が欠かせません。

歯列矯正にかかる期間

歯列矯正にかかる期間は、一般的に12ヵ月から2年半程度が目安とされています。
ただし、歯並びの状態や選択する矯正方法によって前後するため、すべての人に当てはまるわけではありません。

軽度の歯並びであれば比較的短期間で終わることもありますが、噛み合わせに問題がある場合は時間を要するケースもあります。
治療中は定期的に通院し、歯の動きを確認しながら調整を行います。
指示された装着時間や通院を守ることで、計画に沿った進行が期待しやすくなります。

歯列矯正にかかる費用の目安

決して安くない治療費だからこそ、相場を知り、資金計画を立てておくことが大切です。
矯正方法によって金額に幅があるため、一般的な目安と、少しでも負担を軽減するためのポイントについて解説します。

一般的な費用の範囲

治療法ごとの大まかな相場としては、表側のワイヤー矯正で60万〜100万円、裏側矯正で100万〜150万円、マウスピース矯正で80万〜100万円程度(全体矯正の場合)が一般的です。
部分矯正であれば数万円〜数十万円で済むこともあります。

これに加え、通院ごとの調整費が3,000円〜5,000円程度かかる場合もあります。
決して小さな金額ではないため、見積もり書の内訳をしっかりと確認し、追加費用の有無についても質問しておきましょう。

費用を抑えるためのポイント

費用を抑えるためには、複数の医院でカウンセリングを受けて見積もりを比較する「相見積もり」が有効です。
ただし、安さだけで選ぶのは危険ですので、技術力とのバランスを見て判断しましょう。

また、支払い方法として「デンタルローン」や院内分割払いを利用すれば、月々の支払いを数千円〜数万円に抑えることが可能です。
さらに、発育段階にある子どもの矯正や、噛み合わせの改善など医療目的と認められる場合は「医療費控除」の対象となり、確定申告を行うことで税金の一部が還付される制度も活用しましょう。

自分に合った歯列矯正の選び方

矯正治療は、一度始めたら簡単には後戻りできない長期間のプロジェクトです。
後悔しないためには、「費用」「見た目」「歯並びの状態」といった複数の視点から、自分の優先順位に合った方法を選ぶことが重要です。

予算を考慮した選択

まずは、ご自身が矯正治療にかけられる予算の上限を明確にしましょう。
一般的に、金属のブラケットを使った表側矯正が最もリーズナブルになる傾向があります。
目立ちにくいセラミック装置やマウスピース矯正、裏側矯正などは、審美性が高い分、費用も高額になりがちです。

予算内でどの程度の審美性を求めることができるか、歯科医師と相談しながら現実的なプランを立てることが大切です。

目立たない矯正を選ぶポイント

「仕事柄、装置が見えるのは困る」という方は、マウスピース矯正や裏側矯正が有力な選択肢になります。
マウスピース矯正は取り外しができる利便性がありますが、適応できる症例に限りがあります。
一方、裏側矯正は幅広い症例に対応できますが、費用が高く、舌に当たって話しにくい期間があるなどの特徴があります。

それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身のライフスタイルに最も馴染む方法を選びましょう。

歯並びの状態に応じた選択

どんなに希望する方法があっても、歯並びの状態によっては適応できない場合があります。

例えば、骨格的な問題がある場合や、歯の移動距離が大きい難症例では、マウスピースよりもワイヤー矯正の方が適している(あるいは併用が必要)と診断されることが多いです。

インターネットの情報だけで自己判断せず、精密検査を受けた上で、歯科医師が推奨する「医学的に最も確実に治る方法」を検討することも重要です

まとめ:歯列矯正の種類とメリットを理解する

歯列矯正は、美しい口元を手に入れるだけでなく、虫歯予防や咀嚼機能の向上など、生涯にわたる健康の土台を作る価値ある治療です。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正にはそれぞれ一長一短があり、費用や期間、リスクも異なります。

まずは複数の歯科医院で相談し、ご自身の歯並びの状態やライフスタイル、予算に合った最適なプランを見つけることから始めましょう。

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